皆さんはじめまして
実はこのブログ、映画の感想ブログだったんですよ
今回紹介するのはコチラ
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
ビジュアルだけで分かる完成度の高さ
あらすじ
ボディーガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー「シティーハンター」冴羽獠は、相棒の槇村香と日々様々な仕事を受けている
ある日、掲示板に書き込まれた「XYZ」宛の新しい依頼
それは依頼人の男ドミニク・ルテリエから香を匂った者を虜にする「キューピッドの香水」を悪の手から守ってほしい、という依頼だった
しかし、何者かに一瞬のすきをつかれ香水の入った鞄が奪われてしまう
香水の効果を試していた獠と香は、香水の効果が永遠に消えなくなる48時間後までに香水の奪還を強いられることになる……
というアクションコメディ映画
もうめっちゃくちゃ面白かったです!
ちなみに僕は「シティーハンター」より「キャッツアイ」派でした(泪さんが好き)
主人公の冴羽獠(字幕版ではニッキー・ラーソン)
良かった点
①原作にありそうなストーリー
僕は常々思っているのですが「劇場版だからといって大げさな話にする必要はない!」ということです
いや分かるんですよ
せっかくの映画だから地味なストーリーにするわけにはいかなかったり、普段は行けない場所を舞台に設定したかったりする気持ちは
ただこういう原作ありきの映画とかって
「○○史上最大のピンチが襲いくるー……!」とか「○○が世界の危機を救う!」みたいなナレーションで煽られるわりにそうでもない体験もそこそこしてるんですよ
今作は強力な惚れ薬の香水を巡る陰謀と巻き起こるドタバタ
という非常に等身大なストーリーで「あれ?原作にこの話あったような気がする」を凄い感じられました
そうそうこういうので良いんだよ……
②キャラクターの完成度が高い
日本を舞台とした漫画アニメ作品の実写化をフランスでやった
ということで冴羽獠、槇村香、海坊主などのキャラクターも(吹き替え版のみ役名そのままで)フランス人が演じています
演じているんですが……
これもう本人じゃん(じゃん)
メインキャラクターがとにかくクオリティが高い
他のキャラクターは「パンチョ」とか「ドミニク」とか呼ばれてる中で「獠」「香」などと呼び合っても全然違和感がなくなっていきます
冴羽獠とかあの派手な格好なのに不思議と似合っちゃうんだよな……不思議だ……
勿論見た目だけではありません
冴羽獠の「やる時はやる」スタイルを完璧に実写化してるんじゃないでしょうか
格好良かったです
③ギャグの面白さ
ずーっと笑ってました
アクションとしてだけでなくコメディも日本向けで質が良いのです
今までいくつかフランス映画を観てきたんですが、ちょっと雰囲気が独特なんですよね
この作品は全然それを感じませんでした
空気が肌に馴染むと言いますか。非常に見やすかったです
ただいくらかセクシーなギャグも含まれており、そこは好き嫌いが分かれるなとは思いました
「もっこり」を使いすぎではある
悪かった点
個人的には凄い良い作品だったのですが、
強いて上げるなら先程も言った
やや人を選ぶ表現があること
男性が全裸だったりヒロインが下着になったりを普通にします
あと香水の効果を浴びた冴羽獠が虜になっているのはオジさんです
つまり……分かるな?
僕はここめちゃくちゃ笑いました
ただこの辺りの表現も行き過ぎてはおらず、十分セクシーなコメディで通じる範囲ではあると思います
正直そこまで期待をしていなかったのですが、本編開始からのシティーハンターの空気にもう釘付けであっという間に観終わってしまう名作でした
原作を知らなくてもアクションコメディとしてオススメできる良い映画だと思います
是非是非あの完璧な「Get Wild」を皆も聞いてくれ!!
(終)