＊「絶対絶望少女」「ダンガンロンパ」「スーパーダンガンロンパ２」のネタバレ予測感想を多分に含みます
〜前回までのあらすじ〜
自分を監禁していたのが「超高校級の絶望」江ノ島盾子の意志を継ぐ絶望の残党である事を知ったこまるちゃん
戦っていた相手の強大さ、狂気に絶望しそうになってしまう
更に腐川に「十神を助けるため、未来機関の介入は許さない」とまで言われてしまい、当面の頼りの綱が切れてしまった
険悪な空気となった２人は帰還した秘密基地でも互いの弱い部分を傷付けてしまい、仲違いをしてしまう
そこに現れた戦士空木言子によりこまるちゃんが誘拐され開発開発楽しいなな目に
筆者は３回プレイした
それをジェノサイダー翔が救出
勢いのまま空木言子が操る戦士ロボハイランダー・ザ・グレートを撃破
彼女もオシオキを……という場面を救出し、十神の居場所を聞き出そうとする
そこに現れた新リーダーの賢者新月渚が
「お前たちをこの街から逃してやる」と持ちかけるのだった
チャプター４ これが、わたし達の生きる道
始まるよ！
〜クライクライ・カコ〜
「頼むからこの街から出ていってくれ」と叫ぶ新月
それをモノクマキッズの送る映像で謎の召使いが見ていた
モノクマキッズにそういう命令が出せる立場なの？召使いちゃうの？
「これは提案ではなくお願いだ」とする新月は、土下座までして頼むと本気の証拠としてこまるちゃんの腕輪も外す
これで突然の爆破の恐怖はなくなりましたね
しかしこれは明確にモナカちゃんに対する裏切り行為
言子ちゃんも心配するが「モナカちゃんは僕に期待してくれているから大丈夫」とターゲットよりも楽園の設立を優先したいようだ
ちゃんとモナカちゃんよりも「上」のものがあるのは新月の正気度高いですね
街の外に繋がる「秘密の抜け道」まで案内してもらうことに
（モナカちゃんに嫌わせたくないので言子ちゃんとはここでお別れ）
希望の戦士である新月がいればモノクマも襲ってこず、悠々と脱出を……
と思いきや普通に新月ごと襲ってきた
流石に新月もビビってた
「街から逃がすと騙していた」わけではない様子
襲われた理由として考えられるのはやはり「裏切りがバレたから」
新月としては皆の目的である楽園のための行動なので「説明すればわかってくれる」と諦めていない
でもモノクマ差し向けるあたりモナカちゃんは君のこと……
街には多くのオトナ達の遺体
これほどの惨劇を起こしても「オトナ達は魔物」と言う新月が過去を語っていく
希望の戦士達は希望ヶ峰付属小学校のクラスメイト
いわゆる「問題児」が集められたクラスだったそうな
制服言子ちゃん可愛いね（禁句）
しかし真に問題があったのは彼らの親
モナカちゃんの足は家族の妬みから、言子ちゃんは子役として「営業」を強制……などそれぞれ親から苛烈な仕打ちを受けており、世界に絶望して生きていた
新月も何日も不眠不休で勉強を強制、反抗的な態度には体罰……希望ヶ峰付属小学校教師である親の過度な「期待」を受けて心身がボロボロだったらしい
それでも世界の常識に捕らわれていた彼らに親を怨むということは出来ず
「世界からの逃避」という形で人生に幕を下ろそうとしていた
そこに現れたのがジュンコお姉ちゃん
「捨てるくらいなら君たちの命を頂戴」と彼らを誘拐
絶望的事件のドサクサに紛れて大事にはならず、戦士達はジュンコお姉ちゃんの下で愛情と教育を受けて育つことになった
本人たちには「一番幸せな時期」
そうして「常識」を書き換えられた戦士達が出来上がり、世界に対して疑問と不満を爆発
ついにはコドモだけでオトナを殺してしまい、行為はエスカレート
自分たちの親を殺すことまでしてしまっている
虐待されたコドモの保護と言えば聞こえはいいがこれは「江ノ島による洗脳と利用」
才能ある傷ついたコドモを利用して世界を絶望させようという計画の一端でしかない
だが何者かによってジュンコお姉ちゃんは死亡
いやアレ本人の手によるものでは……
希望の戦士達は所有者を失い途方に暮れてしまっていた
それを新たに導いたのがモナカちゃん
「ジュンコお姉ちゃんの意思を継ぐ」として楽園の設立を計画
塔和シティを標的に選んだのも、どこからかモノクマを持ち出したのも彼女なのだとか
（一応メンバーは塔和出身だが何故ここを選んだのかは教えてもらっていない）
モナカちゃんの瞳って「卍」なんですよね。仏様みたいに見えてるってことなのかな？
彼らの過去を聞くうちに目的地の神社に到着
「本当にこのまま逃げていいのか」を問う腐川
「逃げるためにここまで頑張ってきたから」と返すこまるちゃんに「巻き込んで悪かった」ともらした
ついに辿り着いた秘密の抜け道
だが腐川を置いて行っていいものか迷いを捨てきれない
楽園のために早く出てくれと急かす新月たちの前に
「間一髪だった」と召使いが姿を見せるのでした
顔くらい洗ってこいや
～イタイイタイ・ココロ～
彼がやってきたのは「主人公がゲームを投げ出さないようにするため」
どうやらこまるちゃんにハンティングゲームの続きをやってもらう、というのが狙い
出て行ってほしい新月は当然反発
しかし「君たちの大事な魔法使いは楽園よりもゲームを選ぶ」
「楽園よりもゲームが大事な事に君は薄々気付いている」
「それを知って彼女を逃がそうとする君は裏切り者だ」
と論され、新月は退散してしまった
実は腐川と召使いは協力関係
「こまるを本拠地まで連れてきたら十神と交換する」という契約を結んでおり、腐川がピンチに都合よく現れたりモノクマキッズが手助けをしてくれたりしたのもコイツが手を回していたから
そして召使いの狙いはゲームを通してこまるちゃんに成長してもらうこと
いまや希望の象徴となった兄と違い、何の才能も持たない普通の女の子を希望へと育てること
憎き江ノ島が倒れるとき蚊帳の外であった召使いはどうしても希望が絶望をうち倒す場面を間近で見たく、こまるちゃんが希望の担い手とへと成長するために暗躍していたのだ
「希望は何があっても絶望に負けない」
「だから僕は安心して絶望にもなれる」
と目を濁らせて笑う
前作でも聞いたんだけど本当にコイツ人気キャラなのか？？？
皆騙されてないか？？？？
こまるちゃんもドン引きである
「今まで自分を助けてくれたのは騙していたからなのか？」と涙しながら訪ねるこまる
「性格が悪くて、二重人格で、殺人鬼の自分を頼ったあんたが間抜けなんだ」とこちらも泣きながら叫ぶ腐川
ずっとこまるちゃんを騙しているって罪悪感があったんだろうね……
自分を頼って慕ってくれる女の子だもんな……
「こうなったら力ずくで引き渡すしかない」と腐川はスタンガンを押し当てた……
まさかのジェノサイダー翔戦！
人間にハッキング銃は通じませんがスタンガンに当てて変身できる時間制限まで逃げ切りましょう
む！
むむっ！！
辛くもこまるちゃんの勝利
服はどっから用意したんだ
だがジェノサイダーの実力を考えるとコレはあり得ない結果
腐川がわざと負けてこまるちゃんを逃がそうとしてくれた
二人はこの街での冒険を通じて、互いを知り合い思いあえる絆を手に入れていた
ここ「腐川成長したな」ってめちゃくちゃ感動してしまった
だがこまるちゃんに逃げられては困る召使い
再び（胡椒によって）ジェノサイダーを覚醒させ……
召使いがやられてしまった
腐川とジェノサイダーは記憶を共有出来ないが感情は共有している
「腐川冬子の感情がこまるを逃がしてやれと言っている」とトドメを刺そうとするが……
それを「十神との人を殺さない約束は守らないといけない」とこまるちゃんが止めてくれた
「二人がどう思おうと、二人とも私の大切な友達だから」と
こまるちゃん……
十神を救い、街を救い、何より友達を救うため覚悟を決めたこまるちゃん
街に残り希望の戦士達と戦うことを選びました
強すぎるよ
ゲームから脱落する召使いから「子供達の本拠地は塔和ヒルズ」という情報をゲット
最初に見た空飛ぶアレじゃないのか
同時に「僕のもう一人の協力者は何を考えているか分からない」とも聞く
モナカちゃんだよね？まさかシロクマとか？(実はちょっと警戒してる)
塔和ヒルズは本拠地ということでモノクマの警備も厳しく、二人だけではどうにもならなそう
まず秘密基地に戻り、レジスタンスに協力してもらえないか頼みに行くことになりました
スパイ容疑から脱走した扱いだろうに大丈夫か？
初めての「こまる」呼び
腐川も覚悟を決めた様子
神社から出ていく二人を見送る召使いに
賢者ロボを引き連れた新月が現れるのだった
（続）
