*この記事は「ダンガンロンパ」のネタバレ感想予測を多分に含みます
〜前回のあらすじ〜
霧切さんと共にゴミ捨て場から脱出に成功した誠くん
オシオキした誠くんの生還に怒るモノクマ
霧切さんの弁舌により
全員の生還をかけて「植物園の殺人」の裁判をやり直すこととなる
しかし黒幕は生き残った6人のメンバーの中にいるのではないか?と疑心暗鬼の空気が渦巻いてしまう
そして新たに探索可能となったエリアを調査するうちに湧き上がる
新たなる謎、謎、謎
もう筆者の頭は限界よ
学園長である父親との別れを告げにきた霧切さんは果たしてこの学園で父に会っていたのか?
皆が写る写真になぜ誠くんは写っていないのか?
一つ足りない遺体は何を意味するのか?
果たして彼らは生きて希望ヶ峰学園を脱出できるのか?
今回でイマサラロンパは最終回を迎えてしまうのか?
最後の裁判、始まるよ!
〜最後の裁判〜
これで最後の戦いとエレベータールームに集まるメンバー
しかし皆どうもギスギスしてます
なんでや
今までの裁判場とはちょっと雰囲気が違う
今まで気にしてなかったけどエレベーターの各階に裁判場があるのかな?
最後の裁判なのでモノクマも参加者側に
早速先程からギスギスした空気を発していた葉隠が「自分以外全員グルなんだろ?」と威嚇
それを聞いた朝日奈ちゃんも「私以外皆グル」と騒ぎます
2人に根拠を聞くと写真を見せてくれました
誠くんが受け取ったのとは別の写真ですね
十神くんも写真を受け取っていた
それぞれ受け取った本人だけが写っていない写真
これらを渡すことでメンバーを疑心暗鬼にすることが黒幕の目的だと見抜く
「捏造写真で俺たちを騙そうとした」と怒るのですが…
「写真自体は本物」だというモノクマ
しかし皆にそんな写真を撮った記憶は無し
さらに話した覚えのない学園長との面談のDVDの存在から
メンバー全員は記憶を失ってるのではないかという信じられない推測に
そして案外それをアッサリ認めるモノクマ
記憶を失ったのがバレる事自体はモノクマにとって重要ではない?
〜最後の被害者〜
記憶喪失の事実に愕然とするメンバーでしたが
「これは戦刃むくろの学級裁判だ」と忠告するモノクマ
謎を解き明かすために戦刃むくろの致命傷はなんだったのか?を語ります
後頭部の打撲跡でも腹部の刺し傷でもなく「身体中の数多くの傷」が致命傷
シルエットとして「身体中の傷痕」が表示されたんですがすげー見覚えがありました
もっと擦り傷とか切り傷みたいな感じだと思ってたけどそりゃ死ぬよ!
身体中の傷は古傷ではないが、ここ数日に出来た傷ではない。そしてそれが致命傷
つまり戦刃むくろが死んだこと自体がここ数日のことではなかった
では数日前に就寝中の誠くんを襲った覆面の正体とは誰か?
十神、葉隠、朝日奈、腐川はアリバイが有ります
戦刃はこの時既に死んでいた
つまりアレこそが姿を見せていなかった黒幕
「それは戦刃むくろだ!」とモノクマは言うのですがこの覆面は右手にタトゥーがありません
「なら霧切さんが襲った可能性もある!」とも騒ぎますが
霧切さん自らが手袋を取って覆面ではないと証明してくれました
両手に探偵をやっていて間もないころに負った火傷跡
勿論覆面の人物にそんなものはありませんでした
「実は戦刃むくろはメンバーが学園に入る前に死んでいたのではないか?」説はモノクマによって否定
遺体は生物室の遺体保管所で保管していたのでしょう
ここで殺された10人に対して点灯しているランプの数が合わないことを伝えます
入学してから起きた殺害は10回
(それら全てを現メンバーは確認しています)
しかし保管されている遺体は9人
これでは事件と遺体の数が合いません
同じ人物が2回殺されたのではないかと推理する誠くん
それが考えられるのは
顔が判別出来ないまま死んだ戦刃むくろしかいない
そして今まで死んだメンバーに
戦刃むくろと同じ女子で
同じように全身に傷を作って死んだ人物が
1人だけいます
江ノ島盾子です
筆者ここめちゃくちゃ驚きました
〜最後のクライマックス〜
ただ江ノ島の死は全員がキチンと確認している
流石にあの死が演技とは思えない
しかし右手のタトゥーから植物園で爆発したのは戦刃むくろの遺体
江ノ島盾子も間違いなくあの時に死んだとなると戦刃むくろは江ノ島盾子として槍に貫かれて死んでいた
そして保管されていた遺体が今度は戦刃むくろとして爆発されたという推理が成り立ちます
思い返すと植物園の遺体のつけ爪と江ノ島がしていたつけ爪は同じ赤いもの
この推理だと生き残りのメンバーが1人増えます
つまり真の江ノ島盾子はまだ死んでいないのではないか?
ここまで細工をして生き残っている以上江ノ島盾子こそ「もう1人の超高校級の絶望」だ!
(そして入れ替えに協力している戦刃むくろも共犯だった)
彼女たちはメンバーが顔を合わせる前から計画を開始
戦刃むくろが江ノ島盾子になりすまして合流
しかし戦刃むくろも黒幕によって殺されてしまう
思い返すと江ノ島は死に際に「なぜ私が…?」みたいな事を呟いてましたね
この江ノ島盾子としての遺体を保管しておいて植物園の事件に利用
死体を戦刃むくろとして爆発させて証拠を隠滅
これがこの事件の流れ!
そして生き残っている「本物の江ノ島盾子」こそが黒幕だ!!
メンバーの中に黒幕はいないっぽいよな〜とは思ってたけど江ノ島なのは予想外
完全に死を確認したと思ってた
クライマックス推理をぶつけられてロンパされた黒幕だが……?
モノクマの姿が煙に包まれ、黒幕が姿を現しました
〜最後のメンバー〜
これが!
これが!!
コイツが!!!
超高校級の絶望 江ノ島盾子
ついに姿を見せた黒幕
「超高校級のギャル」として活動してる姿のままでした(髪留めが違うけど)
早速口を開くと
………はい?
なんなんだコイツは
あまりにも個性的だが掴みどころの無いキャラクターに驚くメンバー(と筆者)
なぜ戦刃むくろと協力関係であったのかを問うと
なんと江ノ島と戦刃は双子!
だから顔の知られている江ノ島と入れ替わっても気づかれなかったのね
確かに戦刃むくろの写真(小さいけど)と江ノ島を見比べると目の雰囲気がよく似ています
加えて江ノ島は「超高校級のギャル」
濃い目のメイクで顔を誤魔化すことも可能でしょう
しかしなぜ共犯であるはずの戦刃を…?
"見せしめ役"として殺したと言ってのける江ノ島
ポンポンキャラが変わって画面が安定しねぇ!
自分の姉ですら"絶望"のために殺してしまう「絶望フェチ」らしい
ド変態じゃねえか!!
〜最後の世界〜
「お前達を絶望させる」と"外の世界"を映し出す江ノ島
果たして現在外はどうなっているかというと
ん?んん??
どういうこと??
「外の世界は無秩序になって暴走してる」って解釈でいいんでしょうか
モノクマの顔は何
唖然とするメンバー
しかしまだ江ノ島が細工した映像を流して嘘を吐いている可能性もあります
ここで腐川は記憶を失っているが
ジェノサイダーは記憶を失っていないのではないかと記憶の共有をしていないジェノサイダーに尋ねてみます
ジェノサイダーは全てを覚えていました
第二話で!!!
言えよ!!!(キレ)
お前がさっさと話したら第二話段階でだいぶ犠牲者が減ったじゃないか!
ジェノサイダー曰くあれこそが人類史上最大最悪の絶望的事件
事件が起きたのはもう1年も前のことになるという
誠くん達の認識ではメンバーが学園にやってきてまだ数週間ほど
しかしジェノサイダーの記憶や以前調べたパソコンに残された記録では事件は1年前のこととなります
「お前達がここに来たのは2年前」だと言う江ノ島
ここで裁判最初のメンバーの記録は失われているという事実を思い出します
さらに
ロッカーで見つけた葉隠の荷物
霧切さんの手帳
皆が写った「本物の写真」
ここから導き出される結論は……
メンバーは入学してからの2年間の記録を失っているということ
16人はクラスメイトとして2年間学園生活を楽しんでいた
(写真はその青春を撮影したもの)
そして皆はそれを忘れて
クラスメイトの間で殺し合いをしていたという悲しい事実でした
〜最後の秘密〜
2年前に入学して普通に学園生活を楽しんでいたメンバー
それは1年前に起きた史上最大最悪の絶望的事件が起きたことにより終わりを迎えた
「絶望的事件」に関しては詳しく語られないのですが、伝染病のように「絶望」に感染した人達がモノクマをトレードマークに破壊活動、「希望」を「絶望」に変えるようになるという解釈でいいのかな?
外の世界は「絶望」した人達で溢れてるって事ですね
そして生き残った生徒達を守るために学園長指導のもと希望ヶ峰学園のシェルター化が始まった
(それを皆に納得してもらうためにしたのがDVDに録画されていた面談)
学園の封鎖をしたのは他ならぬ誠くん達自身でした
しかしこの計画の誤算は
生徒である戦刃むくろ、江ノ島盾子の2人が既に絶望に感染して「超高校級の絶望」となってしまっていたこと
彼女達は
生き残った生徒という希望を絶望に変えるため
また外に僅かに生き残っている希望を持った人々を絶望に落とすために今回の事件を起こしたのです
なんちゅう動機や
〜最後の投票〜
「まだ終わっていない戦刃むくろの裁判を再開する」という江ノ島
黒幕特権で特別ルールを追加してきました
「クロに選ばれたのが江ノ島以外だった場合、苗木1人に特別なおしおき、それ以外のメンバーは学園内で一生を過ごしてもらう」
「逆に全員が江ノ島をクロとした場合、特別なおしおきを江ノ島は受けるが、全員学園から出て行ってもらう」
「誠くんを犠牲にしたら学園内で平和に暮らせるが一生閉じ込められる」
「江ノ島を犠牲にしたら危険な外の世界に放り出されて学園内の安全も失われる」
というとんでもない2択
皆の空気も沈みがち
でも!
ここまで来て!
世界に絶望なんてしてない!
数多くの犠牲を経て、絶望と戦うことを決めた皆
誠くんを"超高校級の希望"と称する霧切さん
「前向きなことが唯一の取り柄」と言う誠くんに引っ張られるように
彼らは"希望"を選んだのでした
〜最後のおしおき〜
投票の結果クロとなってしまった江ノ島
(なってしまったも何も黒幕なんだけども)
絶頂していた
ダメだコイツ……早く何とかしないと……
「希望を選んだのはいいが、これからお前達には次々と"絶望"が襲ってくる」と忠告
確かに外は世紀末
空気清浄機が無いと学園内も生活できない程度には大気汚染なども進んでいる様子
これからかなり厳しくなるでしょう
自らおしおきを受けようとする江ノ島に
「別に江ノ島に犠牲になってもらう事を望んではいない」と伝えるのですが
彼女は生きることにも"絶望"していた
そして彼女は最後にふさわしいスペシャルなおしおきを受け
この絶望的な世界を自ら終わらせた
〜絶望の最後〜
エピローグ!
裁判を終わらせ、玄関ホールに集まったメンバー
(江ノ島が亡くなると空気清浄機が止まる仕組みなのでここに長居出来ない)
外の世界は大変そうだがどこか希望を持っている皆
貴重な霧切さんデレ期
江ノ島が落としたスイッチを使って扉を開く
彼らの希望は始まったばかり
スタッフロールが流れる
〜結び〜
終わったーー!!!
クリアしたーーー!!!
やったー!
超楽しかったー!!
はい、というわけで長々とプレイを楽しんでいた「ダンガンロンパ」のストーリープレイ記録は今回で終わりにしたいと思います
(まだ不二咲のサムネを使用していないので、ストーリーではなく全体を通しての感想をあと語りとして1回記事にします)
この記事を書いている時期に「ダンガンロンパ10周年記念」の情報が流れてきて今更1を初見でプレイしていた僕は慌ててました
ゲームプレイ→モノクマアナウンスまで進める→ブログ推敲→ブログ投稿→ゲーム再開→
と時間がかかるスタイルでやっていたのでクリアまで半年もかかってしまいましたね…
ただやっぱり評価が高いゲームなだけあってシナリオが面白く、プレイしてる時間以外も推理したりブログの内容考えたりでずーっと楽しんでました
令和になってからダンガンロンパを一番楽しんだ自信があります
面白かった!
個人が趣味でキャッキャとゲームで遊んでるだけのブログでしたが、何人かの方には読んで頂いてるみたいで凄い嬉しかったです
半年間PSPはコレしかやってなかったので
しばらくは積みゲー消化したりアニメ版のダンガンロンパ観たりします!
あまり長く語るのも野暮なのでこのへんで
しばらくしたらやるであろう「イマサラロンパ2」も読んで頂けたら幸いです!
ちょっと間が空くかもしれませんが、2も初見プレイ全力で楽しみます!
それでは!!
(終わり?)
〜絶望は終わらない?〜
(to be next despair stage...?)