ぴにゃシネマ跡地

映画の感想やネタバレを綴るブログ

カッコーの巣の上で

はじめまして

最近天気が落ち着きませんね

雨降りの日は家で映画鑑賞とかいかがでしょうか

 

今回見たのはコチラ

カッコーの巣の上で

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【あらすじ】

刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィは、そこで行われている管理体制に反発を感じる。

彼は絶対権力を誇る婦長ラチェッドと対立しながら、入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが……。

(Wikipediaより引用)

 

*今回の感想はネタバレを多分に含みます。

本編に興味がある方は本作を視聴してからどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、ネタバレ

 

この作品、見終わった時に何とも言えない気分になった、というのが正直なところです。

というのも主人公のマクマーフィーは最後に友人のために怒り、暴力を振るったことから脳の前頭葉を切り離すロボトミー手術を受けさせられ廃人となってしまうからです。

そして彼を哀れんだ仲間から殺されてしまう、というのが本作の主人公のラストです。

確かにマクマーフィーは褒められた人間ではありませんでした。しかし彼は友人達に娯楽を与えてやろうと行動し、また友人を死に追いやった婦長に怒る、人間らしさのある男ではあったのです。

彼が教えたトランプ賭博は残り、マクマーフィーの意思を継いだネイティブ・アメリカンのチーフがマクマーフィーを殺して病院から逃げ出すところで映画は終わります。

 

マクマーフィーがそう望んだかどうかにかかわらず、トランプ賭博(自由)は患者に残り、意思を継いだ者は自由を求めて旅だった、とも言えます。

そういった面ではハッピーエンドの種を残したとも捉えられるし、主人公が廃人となったバッドエンドとも捉えられる作品でした。

 

(感想を書くにあたって他の方の解説なども読んでみたのですが、聖書をなぞった作品である、という考え方もあるようです。ハッピーエンドだのバッドエンドだのでは括れない作品なんですね)

 

作品としては凄い面白いなー、と思いました。

主人公を始めとして皆演技が上手く、トランプで意思疎通が出来なかったり支離滅裂に患者が騒ぐシーンとかにリアリティがあるんだよね

始めは患者達に引いている部分があるマクマーフィーが徐々に交流を深めていく様子とかが丁寧に描かれていて、友情的な何が生まれるのが分かります

 

ラストシーンに感動のような、切なさのようなが広がる作品でした