はじめまして
今回は映画ではなく最近視聴を終えたアニメの感想です
今回見終わったアニメはコチラ
キャッチコピーは
「カードを持てば、誰でもヒーロー!」
「夢を求めて、カードバトラーたちの熱き戦いが始まる!」
実は僕も最近リアルでバトスピを始めまして
「いつだったか覇王何話か見たんだよなー、どうせだしちゃんと見ようかなー」
と軽い気持ちで視聴を始めたんですが
これがまぁ面白い
今回はその魅力と感想を語りたいと思います。
①現実的な世界観
遊戯王などのカードアニメを見た人は分かると思うんですが基本的にカードアニメは「カードで生死に関わる」ことや「カードを巡って国が滅ぶ」ことはチャメシ・インシデント
「バイクに乗ってカードゲーム」「俺とお前が超融合」「異世界の存亡はこのカードにかかっている」……などなど
日常では考えられない超展開が基本となります
これは「普通にカードゲームしてても盛り上がりに欠けてアニメにならない」というのが共通認識になってるというか
確かに「ショップに集まった主人公たちが黙々とカードをやる」というのもあんまり見たくない……という印象がありますよね
ところがこのバトスピ覇王は「主人公のエースカードをショップで当てる」「バトルをする場は大体ショップ」「夢はカードゲームの世界大会優勝」といった現実に地に足着いたストーリー
テーブルで普通にバトルしたり禁止制限リストが存在したりバトスピ引退勢、バトスピ復帰勢がいたりと極めて現実的な世界観で話が展開されます
勿論バトルフィールド(遊戯王で言うソリッドビジョンシステム)といったカードアニメとして魅せるためのシステムはあります
この程度は現実的の範疇、いいね?
②魅力的なキャラクター
この作品、ホビーアニメとしてキャラクターが記号化されている面もありながらそれぞれのキャラクターに個性があり、またその人数も過不足が無い印象です
主人公の陽昇ハジメ
例えば主人公のハジメは「明るくてバトスピ好きで良いヤツ」という至ってスタンダード、悪く言えばありきたりな主人公像でありながら友人を想い、敗北を経験し成長、何より心からバトスピを楽しんでいるのが伝わる主人公でした
左はライバルの棚志テガマル
スプラトゥーンのブキになりそうな頭をしている
ライバルのテガマルはどんな弱小スピリット(モンスター)も使いこなす「神の手」の持ち主
この手のライバルキャラにありがちな高慢さや驕りを持たず、仲間を大事にし、スピリットに愛を持つめちゃくちゃシリアスなキャラクター
しかし彼はあるカードを手に入れて…?
普段はクールなのにちょいちょいテンション上がるのが面白い
ヒロイン…? 巽キマリ
極めて凶悪なスピリットをエースに持つ
主人公とライバルはどちらかと言うとシリアスな立ち位置なんですが脇を固めるキャラクターがコメディ路線でバランスが取れています
バトスピを通じて新たな友人を得ていくのも50話という制限の中できちんと出会いと友情を育むまでが描かれていました
また、主役はあくまで子供達でありながらそれらを後押しする大人達も皆良いキャラクターなんですよね
子供の応援をしっかりしてくれる良い人ばかりなのが羨ましい
③バトルが面白い
個人的にここは推したい
カードアニメによくある「主人公側が絶対勝つ」ということが無いんです
1話限りのモブキャラ戦に相手のプレイングが上手いせいで主人公側が普通に負けたりします
カード効果を理解しているかしていないかの差で勝敗を分けたり、相手のカードを警戒しすぎてカード選択を誤ったり
高度な試合を見せてくれました。
実際のプレイヤーはめちゃくちゃ楽しめます
最終戦すこ
こんな感じでしょうか
バトスピ始めたての自分には凄ーく面白い作品でした
興味がある方は是非
面白いよ!
「そりゃそうだろ!バトスピやってんだぜ!俺たち!」
「そうか、バトスピだったな、これは」
(終)